株と投資信託のどっちで資産形成すればいいか?

低金利が続く中で、銀行預金だけでお金をふやすことは難しくなっています。では預金以外で資産形成するとして、どの金融商品を選んで投資すればいいのでしょうか?。株式、債券、為替、投資信託といった数ある金融商品の中で、今回は株と投資信託のどっちを選べばいいかについて解説していきます。

値上がり益が魅力の株式取引

株取引は「安い値段で買い、高い値段で売る」という、いたってシンプルな仕組みでわかりやすいのが特徴です。そして株主には、会社が儲けた利益の一部が配当金として還元されます。つまり、株を保有しているだけでも利益を得ることができます。また、配当金のほかに株主優待という特典もあります。外食チェーンなら食事券、食品メーカーなら自社製品といったように、その会社の製品や割引券をもらうことができます。

株の値段である「株価」は常に変動します。株を買いたい人が多ければ上がり、売りたい人が多ければ下がります。一番の要因は会社の業績です。業績が上がれば投資家の人気を集め、逆に下がれば投資先としての魅力が下がり株価は下がります。ほかにも世の中の景気や、新製品の開発、配当を増やすなどの要因も株価に影響を与えます。

こうした株価の動きは新聞やテレビ、ネットなどのニュースをチェックする習慣が必要になります。株を保有することで、自然とその会社や取り巻く環境に興味を持ってニュースを見るようになるので、経済ニュースについての関心も高まります。

株式の取引には証券会社への口座開設が必要です。おすすめは手数料の安いネット証券です。大手ではSBI証券、楽天証券、マネックス証券などがあります。株を買う際には最低売買単位(単元株数)ごとに買う必要があるため、ある程度のまとまったお金が必要になります。

これに対して「ミニ株」といって単元株数の十分の一の株数で取引できる方法もあります。例えば単元株数1000株で株価が300円なら、30万円のお金が必要になりますがミニ株なら3万円から買うことができます。また、「るいとう(株式累積投資)」といって、一銘柄につき1万円以上で積立できる投資方法もあります。

投資初心者におすすめの投資信託

投資信託は少ない金額で数多くの銘柄に投資できるのが特徴です。SBI証券や楽天証券では毎月100円から積立投資することができます。株式以外にも債券、不動産にも投資することができ、日本以外の世界各国に投資することができます。もちろん株式のように安く買って高く売ることもできますが、基本的には中長期で運用したい人に向いています。10年以上の長期間にわたって、毎月決まった金額で積立投資することでリスクを抑えながら着実に資産を殖やしていくことにつながります。

投資信託は、証券会社以外にも銀行や信用金庫、信用組合、JAバンクなどで購入することができます。取り扱い商品数が多いのは証券会社ですが、あまりに多すぎてどれを選べばいいかわからない、という場合は銀行で購入するのもひとつの方法です。

投資信託の場合は、商品を選んで毎月の自動積立設定をすることで、毎日の値段の動きをチェックする必要はありません。新聞やテレビの経済ニュースを見ながら、売買いのタイミングを図る必要もありません。そういう意味では、資産形成はしたいがそれに関わる時間をとられたくないという人に向いています。

積立投資をはじめるなら「つみたてNISA」という非課税制度を利用するのがポイントです。投資信託は5,000本以上の商品がありますが、そこから低コストで運用金額が大きい商品にあらかじめ絞り込まれているため、投資初心者にも始めやすい制度となっています。

つみたてNISAについては下記の記事も参考になります。

つみたてNISA(積立NISA)は低リスクで資産運用できる?その理由は?

2018.10.15

スポンサーリンク