投資はお金持ちの人がする特別なことではなく、サラリーマンが将来の生活を守るための「お金を働かせる方法」でもあります

僕が初めて証券会社に口座を作ったのは、2008年の12月です。お昼休みに、会社の同僚がリーマンショックで痛手を受けた話をしていたのがきっかけです。彼はリーマンショック前株式の含み益で新車の購入を検討していたそうです。ところがその後、株価の暴落により資産が大きく目減りしてしまいました。その時彼が言っていた「今お金があれば、株をいくらでも買いたいですよ」という言葉が今でも印象に残っています。

当時の僕は「投資はお金持ちの人がすることだ」と思い込んでいて、株式投資にはまったく関心がありませんでした。けれど、リーマンショックをきっかけに考え方が変わりました。「今は株のバーゲンセールだ・・・ということは、買わなきゃ損だ!」

当時の僕は40を少し過ぎた頃で、子供の教育費や老後の生活費について漠然と考えていました。それまで資産形成に取り組むこともなく過ごしてきたので、今後の給与からお金を貯金し始めても、どうも足りそうにない。しかも、これ以上給与が増える見込みもない。けれど、どうしていいかわからない。というジレンマでぐるぐる回っていました。やはり、サラリーマンは自分や家族の生活を守る必要があります。将来のためのマネープランを考えるには、今は株を買ってみよう、と。

そこで貯金を取り崩してネット証券に口座を開き、ソニーやホンダといった自分の好きな銘柄を購入しました。

あれから8年たち、バーゲンセールで買った株は値上がりしたものの、そろそろ相場は天井圏にさしかかり、手元の持ち株はほとんど売却しました。さて、これからどうするか?売却して現金化された資金で、次のバーゲンセールを待つか?けれど定年までに残された時間はあと10年ちょっと。これでは老後に間に合わないかもしれない・・・と焦っていたころに知ったのが積立投資です。

株式投資のようにチャートを分析したり、経済情勢に気を配ることなく毎月定額で投資信託を買い続けるという投資法です。ドルコスト平均法といって、高値のときは少ししか買わず、安値のときに多く買うことができるというメリットがあります。

つみたてNISAはこの積立投資を非課税枠を使って運用できる制度です。まだまだ一般的な認知度は低いのですが「投資はお金持ちがする特別なことではない」という考え方が、徐々に浸透していくのではないかと思います。将来のためにお金に働いてもらう、そのために投資信託の勉強をして、きたるべき老後に備えていきたいと思います。

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