国際商品好機を探るー2017年7月29日の日経新聞より

2017年7月29日の日経新聞土曜版のMoney&Investmentは、国際商品投資の特集でした。原油や金といった先物市場で取引される商品が、ETF(上場投資信託)やETN(上場投資証券)といった金融商品により、個人投資家にも身近な存在となった、という内容でした。

投資信託では株や債券といった投資対象をパッケージで買うことができますが、リーマンショックのような市場の暴落には評価損を避けることができません。

一方で「有事の金」といわれる金は、リーマンショック以降急上昇し、2011年には1トロイオンス=およそ30グラムで1920ドル台の史上最高値を記録しました。

投資の対象に、こうした先物市場で取引される国際商品を取り入れることで、自分の資産の目減りリスクを緩和することにもつながります。

「先物取引」とは、商品を現時点で取り決めた価格で、将来の一定時点に売買することを約束する取引です。ただ、その仕組みの難しさから個人投資家にはハードルが高い金融取引でした。

しかしながら、ETFやETNといった商品取引をパッケージ化した金融商品が登場したことで、小額からの購入が可能になりました。

東証では国際商品関連のETFやETNが34本上場しており、金以外にも原油、トウモロコシ、パラジウム(ガソリン車の排ガス触媒に使う貴金属)などにも投資することができます。

パラジウムについては、6月下旬に1トロイオンスで890ドル前後となり、16年ぶりの高値圏にあります。三菱UFJ信託銀行が設定した「パラジウムの果実」というETFの単価も、とれにともない上昇しているそうです。

先物取引は国際情勢や世界経済の流れを見ながら、各商品の値動きを分析する必要があるため、収益を上げるには勉強が必要ですが、老後の資産形成のためにもまずは小額からチャレンジしていきたいところです。

ETFとは何か?については下記の記事を参照願います。

ETFと投資信託の違いをわかりやすく説明すると

2017.07.22

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