ANAの株価は今が買い時?2021年12月現在

こんにちは、jazz335です。このブログは積立投資の話題を中心にお届けしていますが、このカテゴリでは個別株のチャート分析をまじえて解説していきます。

さて、今回の銘柄はANAホールディングスです。みなさんご存知の通り、2020年1月のコロナショックでは世界的に株価が暴落しました。それでも多くの企業は短期的な下落にとどまり、反発後に過去最高値を更新する企業も数多くありました。

その中で取り残されたのが旅行業界です。これほど長期間に渡って人の移動が制限されるというのは第二次世界大戦以来のことだそうで、特に航空業界は大きな打撃を受けました。膨大な設備投資が必要な装置産業であるが故に事態は深刻です。

まずはANAの過去60年間の長期チャートを見てみましょう。

株探 | 【株式の銘柄探検】サイトより

バブル期のピークでもある1989年に21039円の高値をつけた後急落し、2000年に入ってからは1000円台後半から5000円台を行ったりきたりするボックス相場となっています。

このチャートを見る限りでは、2012年の1540円をボトムにして、コロナショックの2020年の2060円で三番底をつけているように見えます。飛行機を飛ばせないという厳しい状況ですが、2003年の1900円を割り込んでいないのがポイントとなります。

それでは直近の月足チャートを見てみましょう。

ANAの月足チャート(一目均衡表)

過去10年間の月足チャートを一目均衡表で表示しています。これを見る限り、コロナショック後の安値2060円をボトムにして底値圏でもみ合いが続いています。長期的に上昇トレンドに入るためには、目先にある厚い雲を株価が上抜けして、遅行線がローソク足よりも上にある状態になるのが前提となります。

つまり、コロナショック前に株を買って含み損を抱えたまま保有している投資家の売り圧力に打ち勝つだけの買い材料が必要になってきます。

一方で2060円の底値がボトムとなっており、これを割り込まない限りはこの付近で買いが入る状態になっているといえます。

強い買い材料のファーストステップとしては、国内線の運行状況がコロナ前に戻る見通しがたった時でしょうか?

そして国際的に人の移動制限が解かれ、海外への渡航が自由にできる、つまり国際線の運行状況の改善が見込まれることがセカンドステップとなるのではないでしょうか。

最後に直近の日足チャートを見てみます。

2012年11月8日につけた高値2918円のあと、相場は一気に急落します。ANAが転換社債を発行することを発表し、将来の1株利益の希薄化が懸念されたこと、オミクロン株という新型コロナウィルスの変異型が確認されて世界的に航空株が売られたことなどが要因と言われています。

ただし、コロナショック安値の2060円を更新することなく、一旦V字底を形成して反発します。

その後いったん反落しますが、浅めの二番底をつけた後、3連続陽線で12月16日の取引を終えました。

株価が底値をつけて上昇した後に、今回のような深い価格修正が起こることはよくあることです。投資家がまだ株価の下落を心配している状態でネガティブなニュースが発生すると、コロナショック後の安値を更新してしまうのではないか?と不安になり損切りや利益確定の動きが連鎖したのではないでしょうか?

これに対して、底値で買い逃した投資家がいます。彼らは今回のような急落、つまり絶好の買い場を待ち受けているのです。

そうした市場の心理が浅めの2番底に反映しているのではないでしょうか?つまり、2175円から反発後に株価が下落に転じても慌てて売る投資家が少ない、言い換えると強気の投資家がホールドしているため二番底が深くならず、逆にさらに買い増すことで3連続陽線となったのではないでしょうか?

この記事は2021年12月16日19:51分に作成していますが、以上の分析が後々から振り返ってどうだったのか?は改めて追記していきたいと思います。

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