金融庁から発表されたつみたてNISA対象商品のラインナップ

こんにちは。jazz335です。

金融庁ホームページでは、つみたてNISA対象商品となる投資信託およびETFのリストを公開し、随時更新しています。詳細は下記URLから参照できます。

追記:
2018年10月31日時点で159本の投資信託と3本のETFが対象となっています。

金融庁:つみたてNISA対象商品届出一覧(対象資産別)
http://www.fsa.go.jp/policy/nisa/20170614-2/26.pdf

対象商品にはインデックス型、バランス型、アクティブ型があります

対象商品を大きく分けると、インデックス型(日本株式型、外国株式型)、バランス型、そしてアクティブ型となります。債券型は対象外のため、単体でポートフォリオ(資産配分の内訳)に組み入れる場合は特定口座(課税)で積立することになります。

日本株式型では、TOPIXや日経平均株価と連動する投資成果を目指す商品が多く、外国株式型ではMSCI ACWIインデックス(日本を除く世界の先進国・新興国の株式を指数化したもの)、MSCI コクサイ インデックス(先進国株式)、MSCIエマージングマーケットインデックス(新興国株式)などがあります。

さて、これら150本以上ある投資信託の中からどれを選ぶか?が悩みどころですが、どの商品を選ぶかより「どう組み合わせるか」がポイントになります。

手数料を安く抑えるならインデックス型を自分で組み合わせる

日本株式型、外国株式型の中から、ひとつづつ自分で商品を選んで組み合わせる場合は、年間の手数料を安く抑えることができます。

ただし、株式型だけの組み合わせはハイリスク・ハイリターンの運用になるため、リスクを抑えるために債券型(つみたてNISA対象外)を並行して特定口座で積み立てることになります。また、定期的にリバランスするなどの管理する手間がかかります。

リバランスとは
株、債券などの資産配分比率を一定に保つため、売却と購入でバランスを整えること。

初心者向けのバランス型

一方で、あらかじめ日本株式型、外国株式型、債券型など、いくつかの商品を組み合わせた商品もあります。これがバランス型です。年間の手数料は個別に買うよりも若干割高になりますが、リバランスは運用会社が行ってくれるため手間がかからず、初心者向けの商品といえます。

インデックス型よりも高いリターンを目指すアクティブ型

また、日経平均株価などの市場の平均を目指すインデックス型よりも、高いリターンを目指すのがアクティブ型です。商品それぞれに特徴があり、ファンドマネージャー(資金の運用計画をたてて実行する人)が投資家向けに運用方針のセミナーを開催するなど、顧客からの信頼を得ています。なお、手数料はインデックス型に比べて割高になります。

対象商品一覧を、インデックス型、バランス型、アクティブ型といった区分に分けて見ることで、商品選びの第一歩となります。

投資信託を選ぶときに、どのファンドがおすすめか?というのは気になるところです。投資信託の人気投票イベント「投信ブロガーが選ぶ!Fund of the Year」を参考にするのもひとつの方法です。これについては下記の記事を参照願います。

投資信託の人気投票第1位は?

2019.03.10

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