投資信託の基準価額とは

つみたてNISAで投資信託を選ぶ際に、そのファンドが投資家からどれだけの資金を集めているか?価格がどう推移しているか?を比較するのは重要なポイントとなります。

今回は、これらを比較する上で必要な用語について説明します。

純資産額が大きいほど安全性が高い

投資信託はたくさんの投資家からお金を預かり運用しています。

仮にAというファンドに集まった資金が50億円とした場合、これを純資産額といいます。

基本的に、この金額が大きいほうが安全性が高いといえます。なのでファンドを選ぶ際の目安にもなります。

基準価額は投資信託の取引価格を表す

この純資産額を販売口数で割って、1万口あたりの金額計算したものが基準価額です。

これが投資信託の取引価格になります。

基準価額はそのファンドの運用がうまくいっているかどうかの目安にもなります。

基準価額が上がると、自分が投資している資産も増えます。

基準価額は毎日計算され、1日1回変わります。

つまり、つみたてNISAを始めると口座の残高が毎日増えたり減ったりする、ということになります。

つみたてNISAを始めると、最初の一月くらいは基準価額の変化が気になり、毎日のように口座の残高を確認してしまうかもしれません。

しかしながら、つみたてNISAは10年以上の長期間積立投資を続けることで資産を殖やす仕組みです。

毎日の基準価額に一喜一憂することなく、投資をしていることを忘れてしまうくらいでちょうどいいと思います。

ただ、1年に1回は複数のファンドの割合、つまりポートフォリオのバランスが大きく崩れていないかチェックする必要があります。

例えば、自分の誕生日にリバランスする、というような自分なりのルールを決めて管理する必要があります。

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