アセットクラスとは資産の種類や地域などの投資する対象のことです

投資信託の基本を学ぶときに、アセットクラスという言葉が出てきます。なんだか難しそうな言葉ですね。そこで、ここではアセットクラスとは何か?について説明していきます。

投資信託で資産運用するときに、自分にとってベストな投資信託をひとつだけ選んで買い続けるのはリスクがともないます。いい投資信託はどれか選ぶよりも、いくつかの投資信託をどう組み合わせるか?がリスクを分散させる上で重要になります。

投資信託の商品にはカテゴリーがあります。音楽に例えると、邦楽と洋楽という国や地域のカテゴリーがあって、その中でロックやポップス、ジャズ、ソウルなど音楽の種類に分かれるようなイメージです。アメリカンロックがあればJ-POPもある、といった具合です。

投資信託の場合も、投資する国や地域と資産の種類をかけあわせたもので区別します。これがアセットクラスです。アセットは資産という意味です。アセットクラスで代表的なものは次のようなものがあります。

日本債権ファンド
先進国債権ファンド
新興国債権ファンド
日本株式ファンド
先進国株式ファンド
新興国株式ファンド

上記のアセットクラスでは、日本債権が値動きの幅が小さくリターンも少なくなります。投資信託の中で一番安全なアセットクラスといえます。一方で新興国株式ファンドは値動きが大きく、その分高いリターンも期待できます。言い換えると最もリスクが高いアセットクラスといえます。

アセットクラスは、それぞれ値動きのパターンやリターンが異なるのがポイントになります。投資信託にはカテゴリーがある。つまり、アセットクラスがある。これを理解しておくと、自分に合った投資信託を組み合わせるときに大いに役立ちます。

毎月3万円の積立投資を年利3パーセントで30年間運用するといくらになるか?については下記の記事を参照願います。

毎月3万円の積立投資を30年間続けると利益がいくらになるか?

2019.05.03

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