ロボアド投資とは?

こんにちは。jazz335です。

投資で資産を殖やすには、分散投資でリスクを抑えるのが鉄則です。

ところが、自分のリスク許容度を診断して、株式、債券といった投資対象や、先進国、新興国などの地域を組み合わせて資産配分を決め、さらに銘柄を選ぶとなると、ある程度の投資に対する知識が必要になります。

我々忙しいサラリーマンからすると、なかなか勉強する時間もないため代わりに誰かに頼みたいところです。

そこで登場するのがロボアドです。

インターネットで簡単な質問に答えると資産配分を提案してくれる

ロボアドとはロボ・アドバイザーの略で、インターネット上で簡単な質問に答えると、自分にあった資産配分を提案してくれるサービスです。

「毎日を忙しく過ごす人の預金にかわる選択肢へ」「国際分散投資を全自動でおまかせ」というのが運用会社のキャッチフレーズです。ここ数年でサービスが広がり、現在では約20社が展開しています。

ロボアドには「投信一任型」と「アドバイス型」の2つのタイプがあります。

いずれのタイプも、運用資産やリスク許容度について簡単な質問を投げかけ、その回答に応じて資産運用方針や資産配分比率を提案してくれます。

投信一任型の場合、投資一任契約を結ぶことで商品の買い付けから、相場の変動により資産配分が崩れた場合のリバランスも自動でやってくれます。ただし、NISA口座では売却した部分の非課税枠の再利用ができないため、一任型は対象外となっています。

一方で、アドバイス型の場合はロボアドは提案までで、売買やリバランスは個人で判断します。実際は運営会社が販売する商品の中からお薦めを提示してくれるので、内容をチェックして商品を選びます。

2017年は内外の株式相場が堅調だったこともあり、ロボアドの運用成績はまずまずでした。しかしながら2018年に入ってからは少し苦戦しているようです。

相場には周期的な波があるため、次の調整局面がきたときにリバランスが有効に機能するか、あるいは自分の年齢が上がるにつれて資産配分の見直しが必要になるなど、課題も残されているといえます。

三菱UFJ国際投信の「eMAXIS最適化バランスシリーズ」では、5本のラインナップの中からリスク許容度に応じて最適なファンドを選べる無料のロボアドが公開されています。これについては下記の記事を参照願います。

投資信託のポートフォリオが診断できるポートスター

2019.02.27

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