投信コスト見える化ー2017年6月28日の日経新聞より

投資信託のコストには販売手数料、信託報酬があります。これらの手数料は運用益からマイナスされるため、投資家にとっては少しでも手数料が安いファンドのほうが助かります。これらのコストは投資初心者にとってはわかりづらい面もあり、「見える化」することで金融商品の透明性を高める動きが広がっているそうです

カブドットコムでは、例えば信託報酬1.6%の投信を10万円購入して、1年間保有すると信託報酬は◯◯円になる、というように実額を示すことで、コストをわかりやすく計算できるサービスを開始します。

また高木証券が運営する「投信の窓口」の店舗では手数料が運用成績に与える影響を試算して、顧客が購入を検討できるサービスを提供しています。

確かに、僕も最初に銀行窓口で投資信託の商品を購入する際、目標運用利率と手数料の説明を1時間近く聞いたのですが、途中で疲れてしまい結局適当に商品を選んだ苦い経験があります。あのとき、実際の投資額をベースにもっとわかりやすくシュミレーションしてくれれば、という気持ちはあります。

来年から始まるつみたてNISAで、今まで投資に関心がなかった潜在投資家にもわかりやすく情報が開示される動きが広がれば、貯蓄から投資への流れが加速する可能性があります。

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