つみたてNISAはいつから始まる?

2018年からいよいよ「つみたてNISA」が始まります。口座開設は2017年10月から可能で、非課税運用できる期間が20年となり、現行NISAに比べて大幅に改善されます。金融庁から詳細が発表されましたので、下記にリンクをご案内します。

つみたてNISAについて平成29年6月金融庁
http://www.fsa.go.jp/policy/nisa/20170614-1/03.pdf

つみたてNISA制度の趣旨

金融庁から発表された、つみたてNISAの趣旨は以下のような内容になります。

日本の家計の金融資産の約半分は現預金で、株式や投資信託の割合は米国や英国に比べて低い水準となっています。現預金を投資に移行することで、将来的に家計の金融資産も増え、日本の株価や為替も安定的に推移することが見込まれます。

これまで金融機関は手数料の高い商品の販売が主力でしたが、顧客の利益につながる低コストの商品を販売する方針に転換していきます。ただし投資にはリスクがともなうので、積立や分散投資などの実践的な投資教育が必要になります。そして家計の資産形成を後押しするために、税制優遇などの政策対応を進めていきます。

つみたてNISAの特徴

・年間40万円まで積立できます
・平成30年から49年までの間に積立を開始でき、開始してから20年間は分配金や売却時の利益が非課税となります
・対象となる商品は、販売手数料が無料の投資信託(ETF含む)に限られ、個別株式やREITは対象外です

投資信託の運用は、長期になるほどリスク分散と複利効果が見込めるので、最初は小額からスタートしてコツコツと積み立てしていきたいですね。

REITとは・・・不動産に投資する投資信託
ETFとは  ・・・価格がリアルタイムで変動する投資信託

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