こんにちは。jazz335です。
10月14日の日経新聞土曜版のMoney&Investmentは、各金融機関によってつみたてNISAの取扱商品数やサービスに差があるという特集記事が載っていました。
金融庁から発表されているつみたてNISA対象商品は、現在のところ114本ですが、今後さらに増えることが予想されます。そんな中、取扱商品数では金融機関ごとに大きく差があります。
ネット証券の100本近い取り扱いに対して大手証券・銀行は3~4本に絞り込み
ネット証券のSBI証券、楽天証券、マネックス証券では「(金融庁に)承認された投信を可能な限りすべて取り扱う」という方針を打ち出し、すでに100本近いラインナップを公開しています。
一方で大手証券や大手銀行では、インデックス型にバランス型を加えた3~4本に絞り込んでいます。野村證券では4本、大和証券で12本となっており、大手銀行の三菱東京UFJや三井住友、ゆうちょ銀行もこれに足並みをそろえた形となっています。
コスト面で注目される投信としては、信託報酬が安いeMAXIS Slim、つみたて、iFreeなどがあり、外国株型では0.2%前後となっています。また、楽天・全世界株式インデックスファンドは、低コストに加えて中小株を組み入れることで、一般のインデックス型よりも対象銘柄が多いことで投信に詳しい個人投資家から注目されています。
毎月の積立金額にも違いがある
ネット証券と銀行ではサービス面でも違いがあります。SBI証券、楽天証券では月100円から積立投資ができますが、大手銀行では1万円以上とするところが多くなっています。
取扱数が多く100円から積立できるネット証券か、あらかじめ初心者向けに絞り込んだ商品でわかりやすさを前面に出す大手銀行、大手証券か。「どこでつみたてNISAを始めるか?」のひとつの基準となるのではないでしょうか。
つみたてNISAで毎月の金額をいくらにするか?については下記の記事を参照願います。