IFAとは、Independent Financial Adviserの略で独立系ファイナンシャルアドバイザーのことです。
日本では、個人投資家が資産運用について気軽に相談できる場所がまだまだ少ないのが現状です。
かといって、自分で投資の勉強をして金融商品や銘柄を選び、適切なタイミングで売買して運用益を出すというのはハードルが高く、貯蓄から投資への流れをさまたげている原因のひとつと思われます。
そんな中で今注目されているのが、独立系フィナンシャルアドバイザーです。
証券会社や銀行などの窓口で勧められる金融商品は、自社の利益をふまえた提案であり、必ずしも投資家の利益とは一致しないケースが大半です。
これに対してIFAは複数の金融機関と提携しているため、独自性があります。
そのため中立の立場で金融商品を選別し、ポートフォリオも提案してもらえます。
このIFAについては、営業マンが不在のネット証券でサービスとして提供されている場合があります。
例えばSBI証券では、IFAコースというサービスがあり、電話で投資相談をすることができます。
営業からの勧誘ではなく、あくまでも手数料を支払ってアドバイスを受けるというスタンスです。
手数料は株や債券、投資信託といった商品ごとに異なりますが、投資信託の場合は基準価額に対して最大4%となっています。
つまり、投資初心者でも規定の手数料を支払うことで、専門家のアドバイスを受けて銘柄やポートフォリオを設定することができるという訳です。
毎月3万円の積立投資を年利3パーセントで30年間運用するといくらになるか?については下記の記事を参照願います。