こんにちは、jazz335です。
今回は、20代、30代独身におすすめしたい資産をふやす方法について解説します。
独身のうちから着実に資産をふやす方法とは?
長い人生、ゆとりのある豊かなものにしたいと考えるなら、資産形成は欠かせません。
結婚し年齢を重ねてから始めるよりも、独身のうちから着実に資産を増やしていったほうが得られる果実(利益)が大きくなります。
と言っても、どうやって資産形成していいのか、頭を悩ませている人も多いのではないでしょうか。
老後まで長い時間のある20代・30代なら、コツコツと長い時間をかけて資産を形成する積立投資や、複数の金融商品を組み合わせ、リスク分散をしながら資産運用を続ける分散投資など、長期で資産を形成する方法がおすすめです。
ここでは具体的な5つの方法を紹介しますので、資産形成を始める参考にしてみてください。
貯蓄型保険に加入して計画的に資産をふやす
貯蓄型保険は、生命保険と貯蓄両方の特徴を兼ねそろえています。
月々の保険料を支払いながら、万が一の時に備え、満期にまとまったお金が自分のものになるというイメージです。
利回りがよく、返戻率(へんれいりつ、支払った金額に対して、どのくらいのお金が戻ってくるかの割合)が100%を超える商品であれば、支払った保険料に利息が上乗せされて戻ってくることも期待できます。
貯蓄型保険の保険期間は一生涯や定年退職と同じ年など、商品によって違いはあるものの、何十年と長期にわたります。
毎月の保険料としてお金を積み立てるため、投資の知識も不要で20代・30代にとって手軽な資産形成方法と言えるでしょう。
長期の資産形成を目的にした貯蓄型保険と言えば、養老保険や個人年金保険です。
養老保険は、満期に支払った保険料と利息をあわせた額(満期保険金)を受け取り、個人年金保険は、老後に年金形式でお金を受け取ります。
まだ独身だからと、生命保険に入っていなければ、この機会に貯蓄型保険の加入というのもありです。
貯蓄型保険は掛け捨てタイプよりも月々の支払いが割高になる傾向がありますが、年齢が若いほど支払う保険料も安くなります。
安定した資産運用で、着実に資産を形成したいというのなら検討してみるといいでしょう。
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個人向け国債を購入して元本割れしない運用
個人向け国債の購入は、元本割れ(金融商品の価値が元手となるお金より低くなってしまうこと)というリスクを心配することなく、投資をしたい人向けの資産形成方法です。
国債は国が発行している債券ですし、金利は最低0.05%と、国によって保証され、安心度が高いという特徴を持っています。
国債を購入すると、満期に元本と利子を合わせたお金が全額戻ってきます。
国債には金利別・満期別に固定3年、固定5年、変動10年と種類があります。
固定というのは、購入してから満期まで一定の利息が支払われる商品で、変動とは半年ごとに利率が増減する商品です(最低金利以下にはなりません)。
変動10年の場合、どのくらい金利がつくかという楽しみがあるので、投資をして資産を増やすことを体験したい人向きと言えるでしょう。
国債は日本国内に限らず海外国債の購入も可能なので、投資家にしてみれば、分散投資でリスクを避けながら、資産運用の幅を広げていく楽しみもあります。
海外国債の金利にはばらつきがありますし、日本国債より利回りの良い債券を見つけることができるかもしれません。
個人国債の購入単価は1万円と敷居が低く、生活費を見直せば捻出できない金額ではありません。
コンビニを利用する回数を減らして1日100円を貯金に回す、500円玉貯金を始めるといったことから始めてみてはいかがでしょうか。
独身なら場合によっては実家で暮らすという選択も考えられます。
安定性があり少額からできる個人国債は、資産運用の幅を広げたいとき、一つの選択肢になるでしょう。
株式投資をして配当金や値上がり益をねらう
株を買って利益を得ると言うと、一時的な収入は大きいけれど損失も大きい、というイメージがあるかもしれません。
また、購入するのに数十万円の資金が必要になるのでは?とためらう方もいるのではないでしょうか。
ですが株式投資の中にも、少額で積立投資や分散投資ができ、リスクを最小限にとどめながらできるものもあります。
単元未満株とは?
株には100株以上からというふうに、最低売買単位(単元)があり、通常はそれ以下で買うことができません。
ですが、そうした単元に満たない株の購入を可能にしているのが、単元未満株と呼ばれているサービスです。
単元未満株は1株から始められ、数百円から取引することも可能です。
1銘柄あたりの取引金額が少額なので、複数の銘柄を購入して分散投資をすることが可能です。
購入した株から利益が出れば、お金を積み立てるように少しずつ資産を増やしていくということも期待できます。
単元未満株のサービスを提供している証券会社には、SBI証券(S株)、カブドットコム証券(プチ株)、マネックス証券(ワン株)などがあります。
少額で株主になれるだけでなく、配当金ももらえます。
また、銘柄によっては株主優待制度を利用できるものもあります。
るいとうとは?
積立投資をしながら利益を上げる株式投資と言えば、るいとう(株式累積投資)が挙げられます。
るいとうは1銘柄につき月々1万円というふうに、金額を決めて株式投資を行う方法です。
毎月少しずつ保有株が増えていくので、中長期の資産形成に向いています。
元本割れリスクを伴う株式投資の中でも、単元未満株やるいとうは少額で始めることができて、コツコツ続けるスタイルの取引方法です。
貯蓄で貯めたお金の一部を株の資産運用に回したいという独身の男女や、若いうちに株のノウハウを身に着けたいという人におすすめです。
不動産投資信託は小口の資金で不動産のオーナーになれる
不動産投資信託(REIT・リート)は、不動産のプロに運用を任せ分配金を受け取るという不動産投資方法です。
日本ではREITともJREITとも呼ばれていますが、後者は米国のREITと区別するためにJ(Japan)をつけたものです(呼び名が複数あるので、ここからはJREITと統一していきます)。
JREITの魅力は、利回りの高さにあります。
銘柄によって利回りにばらつきがありますが、中には4%を超えるものもあります。
利回りの高い物件を保有している商品は安定した配当を継続している傾向があり、長期的な資産運営を後押ししています。
JREITは不動産を直接購入せず資金を預け、不動産投資に参加します。
投資額も数万円からと不動産購入にしては少額なので、他の商品と組み合わせた分散投資も視野に入ります。
分散投資することで商品の下落による価格変動の影響を減らし、リスクをおさえた資産の長期運用が可能になります。
投資では、素早く現金化できる・できないことを、流動性が高い・低いと表現します。
JREITは流動性が高く、すぐに現金化できるという特徴を持っています。
20代・30代独身であれば、マイホームの購入や結婚、新たな投資を始めたいなど、まとまったお金が必要な場面が幾度となく出てくるでしょう。
そう考えると、流動性の高い商品を持っておいて損はありません。
ほったらかしで大丈夫。インデックス投資で少額から資産形成
株式、国債、不動産・・・実際に始めるとなると、難しそう。
また、どの銘柄を選んでいいかわからない、値動きをチェックするのも面倒、という方も多いのではないでしょうか。
そんな方におすすめなのがインデックス投資です。
インデックス投資とは、世界中に分散したインデックスファンド(投資信託の種類のこと)を、毎月定額で積立投資しながら長期間保有するスタイルの投資法です。
米国の経済学者、バートン マルキール教授が著書の「ウォール街のランダム・ウォーカー」でその手法を提唱したのが1973年のことです。
それ以来、世界中の多くの投資家に支持されていますが、日本でもようやくここ数年で投信ブロガーを中心に広められてきました。
運用をプロに任せることができる投資信託は、個別の銘柄を選定する手間がなく、パッケージで投資対象を買うことができます。
投資信託は国内で6000種類以上ありますが、その中には手数料が高いにも関わらず運用成績がよくないものもたくさんあります。
そこで注目したいのがインデックスファンドです。
インデックスファンドとは、特定の業種を対象とした商品ではなく、日経平均株価のような株式市場全体の動きを表す代表的な指数(インデックス)と同じ値動きをするように設定された投資信託です。
つまり、常に市場の平均点を狙う運用をする商品なので、わかりやすいのが特徴です。
そして、毎月定額の積立投資、つまりインデックス投資なら1,000円からスタートすることもできます。