1分でわかる!つみたてNISA(積立NISA)の始め方

こんにちは、jazz335です。

将来に備えて、つみたてNISAで資産形成を始めたいけどやり方がわからない、という方も多いのではないでしょうか。

でも、もう大丈夫です。ここでは、つみたてNISAの特徴と始めかたについてわかりやすく説明します。

つみたてNISAとは?

つみたてNISAとは、少額から長期間に渡って積立・分散投資できるように、2018年からスタートした非課税制度のことです。

投資する対象は投資信託

つみたてNISAの対象となる金融商品は投資信託です。投資信託は、運用を専門家に任せることができて、少額から始められるメリットがあります。

投資信託とは何か?については下記の記事を参照願います。

投資信託とは何か?をわかりやすく説明すると

2019.02.16

運用利益が非課税

通常、投資信託で利益が確定した場合は20.315%の税金がかかります。

つまり1万円の利益が確定した場合、税引き後の手取り利益は7,968円になります。

これに対して、つみたてNISAの非課税枠内で利益確定すると、全額の1万円を利益として受け取ることができます。

年間40万円まで非課税枠で投資できて保有期間は最長20年間

年間40万円まで非課税枠を使って投資信託を積み立てることができます。

そして最長20年間の間、受け取る分配金や売却したときの利益が非課税になります。

なお、投資方法は積み立てに限定されているので、40万円を一括で購入することはできません。

つみたてNISAの非課税期間については、下記の記事を参照願います。

つみたてNISA(積立NISA)の非課税期間はいつからいつまで?

2019.04.30

長期間の資産形成に適した商品に絞り込まれている

銀行や証券会社で取り扱いができる「つみたてNISA対象商品」は、法令上の厳しい基準をクリアしたものだけです。

販売手数料が無料(ノーロード)、信託報酬の水準が一定以下、分売金が頻繁に支払われない、といった内容で、これにより低コストの商品を積立投資することができます。

また、金融庁では投資初心者の方でもわかりやすいガイドブックを公開しています。

愛らしいキャラクター「つみたてワニーサ」が、つみたてNISAの特徴やリスクを軽減する工夫についてイラスト中心にわかりやすく解説してくれます。

下記URLの金融庁のホームページから開くことができます。

金融庁>つみたてNISA早わかりガイドブック
http://www.fsa.go.jp/policy/nisa2/about/tsumitate/guide/index.html

つみたてNISAの始め方

それでは、実際に口座開設してから投資信託を選んで積立するまでの流れを説明します。

証券会社や銀行でつみたてNISA口座を開設する

非課税枠で年間40万円まで積立できるよう、金融機関でつみたてNISA口座を開設します。

口座開設できるのは、証券会社をはじめとして、銀行(都市銀行、地方銀行、ネット銀行)、信用金庫、そして投資信託を直接販売している運用会社などがあります。

ネット証券は、スマホを使って口座開設できる便利さと、商品の取り扱い数が多いのが特徴です。

SBI証券、楽天証券、マネックス証券では100円から積立投資ができるので、少額から始めたい人にも便利です。

また、取扱商品数が150本以上あるので、自分の目的にあった商品をじっくり選ぶことができます。

一方で、銀行では取扱商品数を3~30本程度に絞り込んでいます。

投資経験がない初心者にとっては、たくさんの商品の中から選ぶのは大変です。

そういう意味では、ある程度絞りこまれている分、商品選びのハードルがぐっと下がるのではないでしょうか。

三菱UFJ銀行、三井住友銀行、ゆうちょ銀行をはじめとして、イオン銀行、ジャパンネット銀行といったネット銀行でも取り扱いがあります。

なお、つみたてNISAの対象となる投資信託は、すべて購入時の手数料が無料(ノーロード)なので、実質かかるコストは運用管理費用(信託報酬)だけです。

これは、同じ商品であれば銀行も証券会社も同じ料率になります。

証券会社と銀行のどちらで口座を開設するか?については下記の記事を参照願います。

つみたてNISAでおすすめは銀行それとも証券会社?

2019.03.20

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目標金額を設定して運用方法を決める

積立投資を始める前に、何年後にいくら必要なのか?という目標金額を設定することが大切です。

株式に投資する商品は相場に応じて価格が変動します。時期によっては下降し続けることで購入した商品が元本割れする場面もあります。

こうしたリスクをふまえた上で、投資期間と利回りから毎月の積立金額といった運用方法を決めていきます。運用方法が決まれば、それに合った商品を選ぶことにつながります。

また、運用利回りを決める上でリスク許容度の診断もおすすめします。

これにより「ここまでなら元本割れしても想定の範囲内だ」という心構えができて、相場が下降局面に入ってもあわてずに積立投資を続けることができます。

リスク許容度は、年齢や収入、性格などの要因から簡単に診断できます。

目標金額から運用方法を決めるやり方については下記の関連記事を参考までにご紹介します。

資産運用のゴール(目標額)を設定する

2019.02.18

ファンド(投資信託の商品)を選ぶ

さて、いよいよファンド選びです。

最初はどれを選んでいいのかわからない、というのが共通の悩みですよね。

通常、ファンドを選ぶ際には、手数料や投資額の規模、運用実績などの情報をもとに比較して検討します。

これに対して、つみたてNISAの対象ファンドはどれも低コストで、金融庁の厳しい基準をクリアしています。

ですから、どこの地域に投資するか?どの資産に投資するか?という視点で選んでいくのがポイントとなります。

つみたてNISA対象の株式型ファンドには、日本、米国、先進国、新興国の株式市場に連動したものに加えて、1本の投資信託で全世界の株式に分散投資した商品もあります。

また、資産は株式型ひとつだけではなく、値動きの異なる複数の資産を組み合わせることで、リスクをコントロールすることができます。

20代から30代で、これから先長期間に渡って積立投資を続けられる場合、株式型ファンドをメインにリスクをとってハイリターンを目指すことができます。

反対に、50代を過ぎて老後まであまり時間がない場合は、株式と逆の値動きをする債権型ファンドを組み合わせてリスクを抑制します。

ただし、債券型やリート(不動産投資信託)などは、単体でつみたてNISA枠で買うことができません。

そのため特定口座(課税)を使って積み立てることになります。

例えば、僕の場合は下記のファンドを毎月積み立てています。

ファンド名称 運用会社 積立額の割合
つみたて日本株式(日経平均) 三菱UFJ国際投信 20%
つみたて先進国株式 三菱UFJ国際投信 20%
eMAXIS 先進国債券インデックス 三菱UFJ国際投信 20%
eMAXIS 国内債券インデックス 三菱UFJ国際投信 40%

つみたて日本株式(日経平均)は、東証1部に上場している中から優良企業225社を選んで、そこにまるごと投資する商品です。

新聞やテレビのニュースで取り上げられる「日経平均株価」と連動するような値動きをするのが特徴です。

これに対して、つみたて先進国株式はアメリカを始めとした先進国の株式市場と連動するような値動きをします。

つまり、この2本で日本とそれ以外の先進国に投資していることになります。

ちなみに、中国やインドといった国に投資する場合は、新興国の株式ファンドを選びます。

また、僕が積み立てしているファンドの内、先進国債券と国内債券を全体の6割に設定している理由としては、僕自身が現在50代なので投資できる期間(給与収入がある期間)がそれほど長くないからです。

株式型ファンドだけで運用すると、仮に2008年に起こったリーマンショックのような株価暴落が起こった場合、大幅に資産が減ってしまいます。

相場が回復して利益が出始めるまでに4年から5年かかるとすると、含み損をかかえたまま定年をむかえることも想定されます。

こうしたダメージを限定的におさえるために、リスクが小さい債券型ファンドの割合を増やすことで、安定運用を目指しています。

一方で、投資初心者にとっては「複数の商品を組み合わせるのは難しい」ということもあります。

そういう場合は、バランスファンド(リスク軽減のため、あらかじめ投資対象を分散した商品)を選ぶこともできます。

バランスファンドであれば、例えば国内株式、先進国株式、国内債券、先進国債券といった値動きの違う4つの資産に対して25%づつ投資できるように組み合わせた4資産均等型などがあります。

さまざまな資産を組み合わせた商品のバリエーションがあるので、1本のファンドで自分のリスク許容度に合った運用をすることができます。

また、手数料が割高にはなりますが、アクティブファンドといって運用会社が独自の調査で優良企業を選び、市場の平均点を上回る成績を目指す商品もあります。

投資信託を選ぶときに、どのファンドがおすすめか?というのは気になるところです。

投信ブロガーの間で人気のあるイベント「投信ブロガーが選ぶ!Fund of the Year」については下記の記事を参照願います。

投資信託の人気投票第1位は?

2019.03.10

証券会社や銀行のWebサイトで自動積立設定を行う

購入する投資信託を決めたら、あとは毎月決まった金額で購入する設定をするだけです。

SBI証券や楽天証券では毎日積立するやり方もできます。

これで自動積立が開始するので、半年に一回程度残高をチェックするだけで構いません。

また、いくつかのインデックスファンドを組み合わせる場合は、定期的に配分をメンテナンスする「リバランス」が必要になります。

毎月3万円の積立投資を年利3パーセントで30年間運用すると利益がいくらになるか?については下記の記事を参照願います。

毎月3万円の積立投資を30年間続けると利益がいくらになるか?

2019.05.03

つみたてNISAでお金をふやすコツは長く続けること

つみたてNISAは、株式のデイトレードやFXのようにチャートを読んだり売買のタイミングに悩む必要はありません。

相場が上がっても下がっても気にせずに、10年単位の長期にわたってコツコツと積立しながら、ゴール(目標金額)に向かってリターンを得る投資スタイルです。

短期間の値動きに一喜一憂することなく、長期間投資を続けることで資産形成が可能となります。

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