こんにちは、jazz335です。
資産運用を始めてみたいけど、他の人は実際どんな運用をしているのか?は気になるところですよね。
そこで今回は、
元銀行員の20代女性Juliette273(ジュリエット273:仮名)さんと
投資についての知識は、ほぼ皆無!という30代女性のCharlotte368(シャルロット368:仮名)さん
のお二人に、ご自身の資産運用の目的や保有しているファンドについてお話を伺いました。
一般NISAで資産運用-元銀行員20代女性の場合
はじめまして、Juliette273です。
私の年齢は20代後半なのですが、周りでもそろそろ結婚を考え始めたり、ある程度お給料にも余裕が出てきたりして、資産運用について考える人が多くなってきたなぁ、と感じています。
そこで、20代女性の資産運用例として私の運用状況を少しご紹介したいと思います。
資産運用の目的と目標金額
そもそも私が資産運用を考え始めたきっかけとして、元銀行員で資産運用を担当していたというのがあります。
勉強しているうちに、「えっ、こんなに簡単なのにやらないなんてもったいない!」と思って始めました。
今はつみたてNISAがありますが、私が始めた時には一般NISAだけでした。それでも、20.315%もの税金を引かれなくていいなんて、最高!だと思っていました。
担当するお客様は60代〜70代くらいの方が多く、退職金を上手にやりくりしたいというご要望が多かったのですが、私は20代で、まだまだ老後について真剣に考えたことは正直ありません。
「どうせ貯金するお金って、固まってて動かないんだから、旅行に行く時に少し増えてたり、季節ごとに流行りの服が買えたりすればいいなぁ」ぐらいの気持ちで始めました。
友人の話を聞くと、結婚資金のために資産運用で貯めている子も多いみたいです。
私は結婚は数年内にしたいと思っていて、いざ必要な時に運用したお金が減ってて残念、というのは悲しいので、「娯楽のため」というのが一番大きな資産運用の目的になります。
なので、目標金額もあまり高くなく、1年ごとに数千円〜数万円増えていればラッキーという感覚です。
もし結婚して子供を産むことがあれば、余裕をもたせつつ、「いつまでにいくら」という目標も立ててみたいなと思っています。
投資金額について
月々どれくらい自分が運用できるか考えた時に、私の場合は50,000円がベストかなぁと考えました。
この範囲内であれば多少減ってしまったとしてもすぐに使う訳ではないので、許容できるレベルです。
このあたりは住居費やその他の支出、運用目的に大きく左右されると思うので、参考にならないかもしれません…
運用を始めた当時、社宅を用意されていて、月々の家賃が10,000円(!)でした。
これにプラスして、現金でも貯金する余裕があったほどです。
リスク許容度とポートフォリオ
上記で書いた通り、私は元銀行員の資産運用担当者でかなりこまめに運用について情報を得ていたので、リスク許容度は結構高い方です
特に、積立で貯金・運用していくのであれば、『ドル・コスト平均法』で、ある程度値動きがあった方が良いとすら思っています!
積立で買うのにリスクが低い商品ばかりだと、手数料ばかりがかかって、なかなかプラスになりませんでした…
(一括で買って、運用を長期でみるのであれば、ある程度安定した運用のものをベースにした方がいいとは思いますが、そこまで長期で考えている20代女性はいるのでしょうか?)
今のポートフォリオとして、全体的に見ると現金資産が300万円程度、投資信託が65万円程度になっています。
つまり、貯金のなかで、投資信託の割合は20%超程度。(しょっちゅう利益確定してしまうので、変動はありますが。)
さらに投資信託を分解してみると、月々の積立50,000円のうち、60%が国内株、残り40%が海外株となっています。
こうして見てみると、かなり偏りがありますね。
保有している投資信託と金融機関
現在、具体的に保有している金融商品をご紹介します。すべて投資信託です。
『日経225ノーロードオープン』
∟アセットマネジメントOne
『グローバル・ロボティクス株式ファンド』
∟日興アセットマネジメント
『Yjamプラス!』
∟アストマックス
『LM・オーストラリア高配当株ファンド』
∟レッグ・メイソン・アセット・マネジメント
『ワールド・ビューティー・オープン』
∟三菱UFJ国際投信
上記の5つとなります。
金融機関は地方銀行です。
金融商品を選んだ理由
続いて、それぞれを選んだ理由をご紹介していきます。
日経225ノーロードオープンについては、その名の通り販売手数料がかからない点が魅力です。
また、日経平均株価と同じような動きをするという点で、指標が分かりやすいのが決め手でした。
ニュースなどを見るだけで、「あれ?そろそろ売ってもプラスになってるんじゃない?」という感覚が身につきます!
グローバル・ロボティクス株式ファンドは、いわゆるテーマ型ファンドなのでリスクも高いのですが、IoTやAI分野にも投資しているのが選んだ理由です。まさに流行りの分野ですね。
なんといっても「骨太」のテーマで、介護や労働の問題を解決してくれるのではないかと期待してしまいます。20代だからこそ、ロボティクスは身近に感じますね。
Yjamプラス!は、グローバル・ロボティクスが「AIに」投資するのに対して、「AIが」投資します。夢がありますよね!この商品が出た時には、ついにこの時代が来たか、と思いました(笑)
20代はインターネットの普及時に育ち、かなりヤフーに馴染みがあるのではないでしょうか。
そのニュースや検索ワードのビッグデータが解析される…ついワクワクしてしまいます。
LM・オーストラリア高配当株ファンドを選んだ理由は、オーストラリアの人口が増えている点を魅力に感じたからです。
日本はこんなに人口の減少が騒がれてるのに何故?!と思ったら、移民の受け入れが一因だそうです。
個人的には、人口の増加は景気に影響するのではないかと思っています。
そして、最後にワールド・ビューティー・オープン。実はこれが一番お気に入りです!
女性であればビューティー・ビジネスに関心のある方は多いのではないでしょうか。
組入銘柄をみると、エスティーローダーや資生堂の名前が。これだけで「知ってる知ってる!」と興味を持ってしまいました。
また、銀行員時代にこの商品の勉強会をしている時に、「景気が悪くなったら、化粧を辞めますか?」と言われたのが心に残ってます。
たしかに、もうマナーとなっているお化粧を辞めることはなかなか無さそうです。
さらに今は長寿、ジェンダーフリーな時代。
高齢になってもメイクをして、いつまでも綺麗でいたい人、男性でもメイクをしたい人が増えるのではないかと期待しています。
20代は働き盛り!かつ出費も多いので賢く資産運用したい
いかがでしたでしょうか。
目的である「流行りの服が買えるくらい」の利益が出ていれば利益確定してしまう私なので、あまり参考にならない点もあったかと思います。
個人的には、よくよく探してみると経済のことはよくわからなくても関心を持てる面白いファンドは沢山あると思っています。
20代女性は働き盛り、かつ、出費も多いと思うので、賢く資産運用していきたいですね。
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資産運用って簡単にできるの?-30代女性の場合
皆さん、こんにちは。Charlotte368(シャルロット368)です。
30代の独身女性で、普通に会社員として働いています。
20代後半から将来の備えについて考えだした
20代前半は働いて稼いだお金で、結構自分の好きなものをバンバン買ったり旅行に出かけたりしていたのですが、20代も後半に突入すると将来のために蓄えを作っておいた方が良いのでは・・・と思うようになりました。
せめて自分が病気やケガで働けなくなったり、あるいは突然失業したりしても、1年間は生きていけるだけの貯蓄はなければ、と。
そして、300万という目標金額を定めて貯金を始めました。
月に5万ずつ貯められれば5年で300万になるという計算で頑張った結果、30代に突入する頃には目標額を無事達成。
・・・それから数年後。
独身女性仲間の友人から久しぶりに連絡があり、新宿で待ち合わせして飲みに行くことになりました。
将来の話で盛り上がる中で「投資とか株とか、やってる?」という話題が上がります。
彼女はバリバリのキャリアウーマンで、かなり稼ぎが良いタイプです。
貯金が溜まってきた頃から資産運用に興味を持ち始めて、自分の資産を賢く増やす事にチャレンジしているというのです。
「今の時代、ただ銀行に預けているだけじゃ何も増えないからね」
彼女はそう言って、自分がやっている資産運用について熱く語り始めました。
よくよく聞いてみると、彼女は資産運用についてよく勉強していて、自分の将来の資産を上手に増やすための知識を身に着けています。
私なんか、ポケーっとひたすらに銀行に預金する日々だったので、なんだかちょっぴり恥ずかしい・・・
同い年とは思えぬ彼女のしっかりしたところに、軽く打ちのめされました。
具体的には、銀行の普通預金はいつでも引き出せる自由なお金のみ入れておく口座にしておき、その他のまとまった金額は、定期預金や積立式の生命保険などを活用して長期に渡り預けておいて利息を増やすという方法や、投資という手段をとって資産を増やしていくという方法、その投資方法にも様々なやり方があって、円の他にドルなど外貨でも資産運用ができる、という話でした。
なんだか途中から訳が分からなくなってきましたが、要するに彼女の主張としては
「ただ普通預金に預けっぱなしだと勿体ない!投資や保険などを活用して賢く資産を増やすべき!そしてその投資などに関してはリスク分散のために複数の方法を上手く活用して資産を分けて投資していくべき!」
というような内容でした。
彼女のバイタリティ溢れる説得に、軽く打ちのめされた私でしたが、これからの自分の将来を考えると、確かに資産運用の事もきちんと考えないとな、と思い、それで私も資産運用に興味を持つようになりました。
友人のすすめでつみたてNISAを始めることに
友人曰く、30代女性の初心者でも気軽に始められて投資額も少なくて済むし、安心度も高く比較的分かりやすい投資は「つみたてNISA」がおすすめだと言うので、ひとまず「つみたてNISA」から始めてみようかな、と考えました。
ちょっと前にテレビのCMでも見かける事があり、耳にしていたので親しみやすかったというのもあるかも。最初の一歩にはちょうど良いかな、と思ったわけです。
しかし・・・
いざ「つみたてNISA」で調べてみると・・・
思いの外、分かりにくい・・・
リスクとか、分散投資とか、ファンドとか、専門用語らしき単語がズラズラ並び、何がなんだかよく分からない状態に・・・
うぅ~む・・・これは、ゼロから調べて自力でどうにかするのは、結構骨が折れるかも・・・
そう思った私は、友人に相談してみました。
すると、彼女は私に「ポートスターっていうツールがおすすめだよ」と指南してくれました。
更に、「つみたてNISA」というのは、あくまでも投資の非課税制度の事を指す言葉で、実際に「つみたてNISA」を使って投資を行うためには「ファンド」という商品を選ぶ必要があるという事まで教えてくれました。
ポートスターでファンド選びに挑戦!
ポートスターは、そのファンド選びのサポートをしてくれるツールで、質問に答えるだけで自分にあったファンドを導いてくれるというのです。
そういう事か!!
と理解した私は、早速「ポートスター」の診断をやってみる事にしました。
ポートスターで投げかけられる質問は全部で5つ。
投資や資産運用についてまだ知識の浅い私は、ひとつひとつ、ほぼ直感に頼って答えを選んでいきました。
質問1投資期間について
ひとまず5年ぐらいが目安かなぁ・・・となんとなく思っていたので、これは「3年以上10年未満」を選択。貯金の区切りも5年でしたし、3年だと短いけれど、5年なら続けられそうと思ったので・・・。
質問2投資方針について
ここは慎重に。まだ山のものとも海のものとも分からない投資なので、あまり冒険はしたくないなぁというのがホンネ。まずはやってみて、様子を見たいな、と思ったのです。
質問3投資する商品の値動きについて
これも「質問2」と同じく、あまり変動が大きいものは怖くて、最も安泰そうに見えた「運用パターンA」を選びました。
質問4投資する商品の損益について
ここで私はなぜか「運用パターンB」を選んだのですが、これはほぼ直感的に、パターンBのプラスが、パターンAのプラスよりも魅力的に感じられたためです。
質問5運用成績が悪化したときにどうするか
この質問に関しては、まったくのド素人なので、余計な事はせずに様子を伺うよりほか無いかなぁという消極的な理由で答えを選びました。色々調べて手を打つかもしれませんが、今の時点では何もできないというか、どうしたら良いか分からないというか・・・
と、こんなかんじで、ほとんどの質問に対して大した根拠も無いままに直感的に答えを選んでいった結果、私に最適なファンドは「マイ ディフェンダー」というファンドであると割り出されました。
「値動きが相対的に小さく、安定的な収益の獲得をめざした運用がオススメ」だそうです。
確かに、ハイリスクハイリターンよりも、ローリスクローリターンを取りたい私にとっては「ディフェンダー」という名前がついたファンドが合っているかもしれません。
なんたって資産運用も投資も全くの初心者なのですから、まずは冒険せず、小さな収益であったとしても「やってみる」事が大切だと思うわけです。
やってみて、それで様子が分かってきたら、もっと冒険しても良いかもしれないし、ファンドの選択肢も広がってくるかもしれません。
でも今は、とりあえず自分に合ったファンドで少しずつ、長期的というよりも短期的に投資期間を設定して試してみる、というところからスタートしてみようかな、と思っています。
まずは月5,000円から始めてみる
「つみたてNISA」は年間の投資金額の上限が40万で、月々1,000円から始められるそうなので、まずは1,000円、と思ったものの、それだとあまりにも少ない「お小遣い貯金」ぐらいなイメージになってしまうので、5,000円でスタートして、5年後に総額30万になるようなかんじで始めてみようかな、と思います。
まずは様子見、とにかく様子見、それで、少しずつ分かってきたらファンドの見直しや投資額、期間も見直していこうかな、と画策しています。