「お金のデザイン」ドコモなど3社出資-2017年10月31日の日経新聞より

こんにちは。jazz335です。

今朝の日経新聞の金融経済欄に、NTTドコモと第一生命、大垣共立銀行グループのベンチャーキャピタルが株式会社お金のデザインに7億8000万円の出資をした、という記事が載っていました。

お金のデザインは2013年に設立された投資運用会社で、ロボアドバイザー「THEO(テオ)」が世界中の約6000銘柄のETFから顧客の年齢などに応じて最適なポートフォリオを提案し運用するサービスを提供しています。運用報酬は1%で、ポートフォリオ構築や売買、定期的な組み替えを全て自動で行ってくれます。

THEOの運用をスタートするには、スマホサイトからまずは簡単な質問に答えます。年齢、年収、毎月の貯金額、金融資産額、THEOで運用開始したい金額です。そうすると、今後10年間に定期預金だけに預けた場合とTHEOで積立投資した場合のそれぞれの目標金額がグラフで表示されます。

口座開設もスマホで完結し、1万円から運用をスタートできます。期待されるリターンは過去10年間でシュミレーションした結果4.8%とのこと。ファンド選びやリバランスの手間から解放されて、ロボアドバイザーに運用を一任できるのがセールスポイントです。

つまり、究極のほったらかし投資ができるというわけです。残念ながらNISA口座には対応していないため、来年から始まるつみたてNISAの非課税の恩恵が受けられませんが、いずれにしろ貯蓄から投資への流れをつくるサービスといえます。

金融とITが融合した「フィンテック」という言葉が、時代のキーワードになりつつあります。今まで若い世帯に浸透していなかった投資が、彼らが毎日手にするスマホを通じて身近なものになり、やがて急速に広がっていくのではないでしょうか。

ETFとは何か?ついては下記の記事を参照願います。

ETFと投資信託の違いをわかりやすく説明すると

2017.07.22

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