初心者がつみたてNISAを始める場合、どの投資信託を毎月いくら買えばいいか?というのは最初のステップで誰もが悩むところでもあります。
対象の商品には、日本や外国の株式市場の動きに連動するタイプのもの、株式を始めとして債券や不動産などに幅広く分散投資するタイプのものがあります。
また、日経平均株価などのパフォーマンスを上回る運用を目指すタイプのものもあります。これらの商品からどれを選べばいいかについて解説していきます。
150本以上ある投資信託からある程度絞り込むには?
つみたてNISAの対象となる投資信託は150本以上あります。
株式投資の銘柄選びでは、自分の使っている製品やサービスの会社を選ぶという方法がありますが、投資信託の場合は名前から商品をイメージすることはなかなか難しいものがあります。
この場合、商品の一覧から選ぶよりも、まずは取り扱いのある証券会社や銀行のラインナップから絞り込むのもひとつの方法です。
楽天証券やSBI証券といったネット証券では、つみたてNISAの対象商品のほとんどを取り扱っているため、自分に最適な商品を選ぶことができます。
その反面、初心者にとっては「どれを選んでいいのかわからない」というのが正直なところではないでしょうか。
これに対して、三菱UFJ銀行は12本、イオン銀行では20本とあらかじめ商品数を絞り込んでいるため、その中から自分に合った商品を選ぶことができます。
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投資信託を選ぶときに参考になるのは?
投資信託の人気投票を参考にする
投信ブロガーが選ぶ! Fund of the Yearという、投資信託の人気投票イベントがあります。
投資信託について日々研究しながら、ネットで情報を発信している「投信ブロガー」の方々が、いちおしの投資信託に投票した結果がランキング発表されます。
上位にランクインした投資信託には、世界の株式に分散投資できるものや、株式を始めとした8種類の資産に分散投資できるものなどがあります。これについては下記の記事を参照願います。
投資信託選びができるサイトを利用する
モーニングスター社のサイトでは、毎月の積立金額、積立期間、目標金額を入力することで、対話形式で商品を選びを進めることができるがポイントです。
試算から資産配分をシュミレーションできて、コストの低い順、パフォーマンスの高い順といった並び替えもできます。
たくさんの商品から自分にあったものを選びたいという方におすすめのツールです。これについては下記の記事を参照願います。
ロボアドバイザーで選ぶ
パソコンやスマホから、いくつかの質問に答えると自分に最適な投資信託を提案してくれるサービスがあります。
無料で商品の提案をしてくれるものから、有料で運用までサポートしてくれるものまであります。これについては下記の記事を参照願います。